自治体「構造改革」反対!やりがいのある仕事と働きやすい職場づくり職場・職種別交流集会開催
―117人の参加で職場の実態の共有化をはかる―
東京自治労連としては、初めての企画となる「自治体【構造改革】反対!やりがいのある仕事と働きやすい職場づくり職場・職種別交流集会」を6月3日(土)東京労働会館で開催しました。
冒頭、集会実行委員長でもある荻原委員長の挨拶に続いて、東京地方自治研究集会実行委員長、黒田兼一明治大学経営学部教授の『自治体職員の「働き方改革」と人事評価制度』と題した記念講演、そして問題提起を提案しました。
その後【生活保護・自立支援】【なんだか働きにくくなった福祉職場】【戸籍・住民記録などの窓口】【地域医療・地域連携】【税務職場】【ライフラインを守るために−自治体労働者の役割−】【学校教育関連職場の仕事を考える】の7つの分科会に分かれ、昼食を挟み午後4時まで分科会を行いました。
それぞれの分科会では、現在の職場状況を語り合い、人員削減と長時間労働の中で、職員が疲れながらも奮闘していることや、社会保障改革や国の公務サービスの産業化としての委託等の進行が語られ、それとどう立ち向かっていこうとしているか。職員のスキルの低下にどう歯止めをかけるのかなどが語られました。
分科会終了後、まとめの全体会を行い、それぞれの分科会からの報告を受け、集会が成功したことを確認し、これからの取り組みに生かしていこうと呼びかけて終了しました。
集会アンケートでは、「住民全体の奉仕者としての公務員の理念をもち、職責を全うできる職場の実現を今回の集会を契機に運動したい」と強い決意も寄せられました。