第14回組織集会を開催
7月27日、東京自治労連はラパスホールにて第14回組織集会を開催しました。午前中の全体会には88人が参加し、午後は3分科会に分かれて、それぞれのテーマごとに討論・意見交換をしました。
集会に先立ち、東京自治労連荻原淳中央執行委員長が挨拶をしました。
参議院選挙の結果を踏まえて、安倍政権の悪政推進に対し労働組合の運動が重要になっていく。そのためにも組織化が重要であると話しました。
柱として@次世代を担う中堅層から組合役員を作り出すこと、A非正規・不安定雇用労働者の組織化を進めること、B青年層の組織化が重要であることを強調しました。
最後に「全労連・自治労連運動の前進には単組・職場の前進と組織が大きくなることが大変重要な役割を持っている。このことを理解し、確信をもって取り組みを進めていこう」と話しました。
長野県自治労連
上田市職労 本間書記長が記念講演
記念講演では、長野県自治労連上田市職員労働組合の本間繁書記長が「いま、労働組合に問われているもの、上田市職労が自治労連に加入した経緯とその思い」を主題に話をしました。
はじめに上田市職労の自治労脱退、自治労連加盟について触れた後、2013春の組織拡大月間の到達点と教訓について話しました。そして「保育園臨時パート労組の自治労連加入」「自治労連加入・競合後最初の新入職員組織化…今までどおり100%加入」を組織課題として取り組んできた経過について、具体的な説明を加えながら話しました。
田原組織教宣部長が基調報告
講演終了後、田原聖子組織教宣部長が基調報告を行い、春の拡大月間での到達状況、新規採用者や未加入者、非正規関係労働者の組織化状況と特徴などについて報告しました。
そのうえで、当面する組織拡大強化の重点課題として、単組が職場討議を位置付けて取り組むこと、非正規・公共関係労働者の1万人組織化や、市場化攻撃による定数削減・民間委託とのたたかい、次世代育成を推進する学習活動強化などについての取り組み強化を呼びかけました。
3つの単組が活動報告
単組報告では、東京自治労連青年部が、昨年11月のフットサル大会で約100人集まったことを報告。その成功に結び付いたことは、一人一人の組合員の声を聞いて取り組みを進めていったことであると発言しました。
豊島区職労では非正規職員の労働条件、組織化について多岐にわたって話をしました。
自治労連都庁職は、@非正規職員・非常勤職員の組織化A本庁での未加入者への対策B新規採用者、新入職員への組合加入への働きかけの3点を課題に取り組み、奮闘してきたことを報告しました。
3分科会に分かれ活発に討論
午後は、「自治体非正規・公務公共関係労働者の組織化」「本庁職場・競合単組での組織化対策、未組織の組織化」「新規採用者の組織化、次世代育成・青年運動強化」の3つの分科会に分かれて、それぞれの柱について意見交換、討論をしました。
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