憲法をいかす自治体労働者東京連絡会第10回総会
“憲法9条は歴史の贈り物”
守り生かす共同を広げる活動を
憲法をいかす自治体労働者東京連絡会第10回総会が、11月26日(水)ラパスホールを会場に開かれ、14単組・支部から47名が参加しました。
大門正克・横浜国立大学教授が記念講演
総会に先立ち、横浜国立大学の大門正克教授が「歴史のなかの日本国憲法‐世界と日本の民衆は憲法をどう受けとめたか‐」と題して記念講演を行いました。
大門教授は、日本国憲法の誕生を振り返りながら、歴史的視点を持って現在の問題を考えていくことが大切であり、日米史観から脱却していくことを強調しました。また、世界史の中で日本国憲法は大きな役割を果たしてきたことに確信を持ち、憲法を活かし輝かせていくことが重要であると話しました。
総会では、喜入事務局長が、都内の広範な自治体労働者が「会」に結集して憲法を守りいかす共同を広げていくことを柱とした活動方針などを提案しました。質疑討論では3組織7名からありましたが、どの発言も憲法を守りいかしていくための運動の経験交流であり議案を補強するものでした。
全ての議案が採択された後、後藤前代表世話人(東大和市職)が、「常に暴走する政府を批判・叱咤することが本当の意味で愛国者です」と閉会のあいさつを行い、総会は成功裏に終了しました。