勤労者通信大学 学習の大切さを実感 ”多くの青年に声かけたい”
2月6日、東京自治労連と東京の自治体にはたらく青年交流会実行委員会が主催する「勤労者通信大学・労働組合コース」の第3回が東京自治労連会議室で行われました。
第3回のテーマは「日本の労働組合の歩みと現状」で東京学習会議の千葉光さんが講師をつとめました。
「なぜ日本は企業別労働組合なのか」「企業別労働組合の3つの欠陥とは」「労働組合改革の方向はどこにあるのか」など、丁寧な説明を加えながら講義を行いました。
参加者からは「働くルールとかよく言うけど、意味がわからなかった。言葉の意味が理解できたことが良かった」、「区職労に言われていたが、テキストが難しくてできなかった。青年のレベルに合わせてくれてよかった。知っていくと楽しい。自分がやっていることの意味が分かった。」など学習で得たことの喜びが次々と出されました。
最後に、実行委員会の山本真さんから「自分の職場は分断の嵐。正規と非正規、非正規の中でも臨時と非正規など、この人たちと一緒にやっていけないと思うことがあるのが悩みどころだった。なんで労働組合が必要なのか、労働者をつなぐことが大事だと分かった。次も取り組みたい」と今後の決意が述べられました。
今回の受講は、仕事が増加している青年たちを考慮して、3回で受講する方法でしたが、「次は、区職労でやりたい」など青年たちの情熱を高めるものとなりました。