Abolition of the Nuclear Weapons, Now

       (今、核兵器の廃絶を!)

  皆さん、こんにちは。今回NPT(核不拡散条約)再検討会議東京代表団として、青年部から清水部長をはじめとして

松山さん、上杉さん、太田さん、丸藤さん、吉成の6名が参加(東京14班で、東京自治労連副中央執行委員長の増田さん

を班長に、私達5名(丸藤さんは別斑)と品川区職の紀川さん、文京区職の小林さん)し、ニューヨークにて核兵器廃絶へ

の思いを胸に活動してきました。そこで、今回は特集号としてその様子等をお知らせしたいと思います。

51日、国連本部北側近郊に11時に集合し、12時頃セントラルパークに向けてパレードが行われました。
被爆から60年。被爆地の声を国連に届けようと、同会議に合わせて渡米した広島や長崎の被爆者約40人を含む4万人(主催者発表、原水協代表団800人を含む1000人を越す日本人が参加)が手書きの横断幕・のぼり・パネル・プラカードやポスターを手に約3.2km、核兵器廃絶・平和への思いを訴え沿道の観光客やニューヨーカーたちにアピールしました。
 中には趣向を凝らして被り物をしたり、楽器を
演奏しながら陽気にパレードをしたりと、私達も
明るく楽しく元気よくパレードすることができました。

 

パレードの後、セントラルパークで大集会が行われました。
 世界942都市が加盟し、2020年までの核兵器全廃を求める反核NGO「平和市長会議」の会長、秋葉市長が「世界の多くの市民が核兵器はいらないと考えている。人類の未来のためにも核兵器の廃絶を決定しよう」と呼びかけました。
 また、長崎で10歳の時に被爆した下平作江さん(70歳)もステージに上がり、「母と姉、兄の3人を原爆で亡くした。多くの被爆者が今も病に苦しんでいる。被爆者は、死ぬことによってしか苦しみから逃れられないということを知ってほしい」と訴えました。
5月2日(第2日目)、私達は1115分から1230分頃までタイムズスクエア周辺で最初の署名行動を行いました。はじめてすぐに警察官が近寄ってきました。ただでさえみんな緊張気味だったのにちょっと動揺。店のちょうど入口前だったので少し横に移動するようにとのこと、ちょっと安心。
 「Sign Please! 
「No more Hiroshima!」
「No more Nagasaki!」
時間が過ぎていくにつれて次第に声も出るようになり、署名行動も活気がでてきました。(署名数30筆)

 

昼食後、14時から15時10分頃まで場所をクインズスクエア周辺に移して署名行動開始。
 ここは小さな公園の中といったような雰囲気の場所で署名も64筆と一番多くしてもらえた場所でした。私たちも午前中の行動で慣れてきたせいもあり、大声で積極的に活動でき、署名行動により一層自信がもてる場所となりました。
 NY在住の日本人の方から「日本文は分からないから英文にした方が良い。すばらしいことをしているのだからもったいないよ」「Sign ではなくSignature にした方が良い」などアドバイスもいただきました。(署名数64筆)
5月3日には、国連見学後の1140分から1230分頃までグランドセントラル駅周辺で署名行動を行いました。
 前日のアドバイスを受けて英文で、
Abolition of the Nuclear Weapons Now !
 (今、核兵器の廃絶を!)と大きく書いて署名行動を行いました。
 この場所は通行する人々が足早に通りすぎていき、なかなか署名していただけませんでした。
(署名数28筆)